ある日の事 その2

ん?あたしは道端に置かれた石像かいッ!?なんて話をひとつ。

ある日ね、2月の終わり頃かな。卒業旅行で来た女の子たち。

私がいつものように、道に座って、麻を編んでいたんですね

わき目もふれずに一生懸命

そしたらね、「こっち!こっち!」という大きな声がして

反射的に声の方を見たんです。 その瞬間

      パシャッ・・!

という音がしたのです。下を向いて編んでいたので気づかなかった・・

彼女等は私が背景に入るようにピースをしたりポーズを

とって、大きな声で顔を上げさせ、写真をとって、

そして笑いながら猛ダッシュで逃げていった・・・

・・・あたしはみやげ物屋のシーサーかいなッ!!オイっっ??

と、まあこの日から、見る人が見れば、石の置物とたいして

変わらない事に気づきました。っつか、猛ダッシュで逃げるなよっ(笑)

まあ、まあ、許容量の広い私なのでお気使い無く・・・ww。

石の上にも三年、と言う言葉もあるしね~ (笑)


ではでは昨日の続きを・・

道売りでもしようかな~と思っていた頃、そんな事してる

おじさんに出逢い、一緒に生活して、一緒に道売りしてたのね

一年近く経ったころかな。 家出をしたんです。自分の家なのに・・(笑)

その時は埼玉に居たんだけど、電車とヒッチを乗り継いで

福島~山形~仙台に行きました。 家出なので、商品も、商売道具も、

もちろん金も無くて、イヤ、少しはあったかな?

お金が無くなったら、編んで売ればいいか~

なんて思い、福島でビーズと麻ひもを買って、移動の合間に

ブレスレット2本とチョーカー1本だけだけど(笑)編み始めたのです

それから18きっぷを安く手に入れようと山形へ・・・

この時ヒッチで乗せてもらったお兄さんには、

とても大事なこと、大切にするべきことを教えてもらいました。

自分が動いたことによって、関わる全てを信じる事の素晴らしさ。

でもそれは自分で自分を信用できる言動をとらなきゃ

始まらない、そういう事なんだけどね。教えてくれて ありがとうね!

そうして山形に到着です 

しかし盆休みで金券屋は閉まってるし、 風が強くて寒いし、で

とりあえずラーメン食べて、駅前の地下道の入り口にへたりこんで

とても気が疲れて寝ようとしたのです。 (笑)  でもね

待てよ? 寝るんだったら編もう。 編むんだったら売ろう。

なんてそんな風に私の一人立ちは始まったのです

地下道の入り口近く、布もないので、持ってたGジャンの上に並べて

でもアクセ3本だけでは何してる人かわからないので、(笑)

スケッチボックに値段と絵を描いて

ブレス500円~ オーダーメイドできるよ!

なんて、花と太陽と陰陽と猫の絵を描いたかな (ナンじゃそりゃっ?)

その日は結局1本も売れず、でも旅しながら弾き語りしてる男の子と

友達になったり、夏の山国にはバックパッカー多かったりして

こうして楽しい安心、野宿生活が始まったのでした (笑)

面白いのは、同じ場所に居れば居るほど信用される、という事

2日目に 「昨日見たんだけど」 と言って買い来てにくれて

3日目、4日目と、通勤通学の地元の子が遊びに来てくれて

商品を増やしたら、増やした分ちゃんと選んでくれて・・

日が経つにつれて友達も売上も増えてくれた事

嬉しかったのはピュアで可愛い気持ちと優しさと

駅で寝てたらね、通学途中の女の子が朝、作ったばっかりのおにぎりを

ちゃちゃ、食べてねっ!って持ってきてくれたの。 ホントんまかった!!

遊園地でバイトしてる高校生、倉庫からアンパンマン・レジャーシート

盗んできて、ええっと、拝借してきてくれて(笑)

ちゃちゃ、地面かたいからコレ使って!なんて笑顔でくれたり

嬉しさをくれる人ばっかりだったな~。

全部、全部、ちゃちゃの宝物です。改めて、ありがとうね!

と、まあこんな感じの一人立ちの旅でした。

そうして家に帰る途中、東京近郊の地図をみたら怖くなって、

だって田舎って山ばっかだから、地図みてもスッキリしてるでしょ?

茨城のあたりで、また引き返して家出を続行した私でありました・・(笑)

ん?家出?間一発、仲直りしましたよん!
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by chachachaya | 2005-08-05 13:03 | 道売り
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